ラオスコブイモリ(Laotriton laoensis)のWCペア。

生息地が限定的でサイテス入りもしたため、野生個体の入荷は今後無いかと思われます。派手で迫力がありゴツく存在感抜群のイモリ。特にメス個体の方は大きくてゴジラみたいです。こんなのが入手できる機会なんて滅多にありません。

下に、なぜ今回、これを手放すに至ったのかという経緯を書きました。

WCで入荷し、5年ほど日本で飼育された個体ですので、WC特有の水道水に合わないなどの心配はございません。もともとが飼いやすい丈夫な種類の上、日本の環境に慣れているため飼育に関してはとても安易だと思います。

現在は、90cm水槽に水草を入れて隠れられるようにして飼育しております(画像6)。餌はミミズ、コオロギ、レッドローチを与えています。

他に質問がある場合は、ぜひ質問をしてください。

【なぜ今回こんな貴重な種親を放出するに至ったのか？】
半年前にたまたま手放した飼い主から譲り受けました。「飼育スペースの関係で手放すことになった」とのことでした。

最初はどうしようかと迷ったのですが、「ラオスコブイモリは最近サイテス入りし、現地の保護も手厚いためWCのフルアダルトペアが手に入るような機会なんて今後来ないかも知れない、チャンスだ」と考えて飼育することにしました。

亀用に余っていた6045水槽にて飼育することに。せっかく手元に貴重な種親がいるため繁殖させたら、子供がたくさん生まれると思い、繁殖させようとしました。しかし、私は有尾類飼育歴が浅く、産卵はさせることが出来たのですが卵を孵化させることは出来ませんでした。

来年も挑戦しようかと考えました。
しかし、ラオスコブイモリはワイルドの入荷は絶望的なため、日本で少しでも多くの繁殖個体が出回れば良いなと考え、私には力不足で繁殖に成功させる自身が無いため、今回は有尾類飼育者が集まるヤフオクにて出品させて頂くことにしました。

私の手には余ったのですが、ぜひとも繁殖に成功して頂いて日本に少しでも多くの繁殖個体が出回って欲しいと考えております。よろしくお願いします。
長文失礼いたしました。（2023年 5月 24日 16時 07分 追加）※ノークレームノーリターン
※死着保証なし